英語多読を体験(Marvin Redpost序盤)
最初の3行で英語多読のコツを解説

↑Marvin Redpostの最初の3行を使って英語多読のコツを説明していきます。
「むずかしい・・」と思った人も安心してください。
英語多読の最大のコツは『わからないところは飛ばすこと』です。
英語を読んでたらわからないことだらけです。
わからないことを1つ1つ潰していたら時間がかかりすぎるし、いつまで経っても英語の全体像がつかめません。
疑問点がたくさん出てくると思いますが、まずは気にせずどんどん読み進めるのが重要です。
(どうしても気になるときはChatGPTに聞いてみてください)
まずは細かいことは気にせず、英語を読むことに慣れていきましょう!
1.Marvin Redpost put down his pencil.

訳:マーヴィン・レッドポストは鉛筆を置いた。
シンプルな「A⇒B」の文です。
「A:マーヴィンが」「⇒:置いた」「B:鉛筆を」
多読では、知らない単語に出会ったら意味を推測しながら読んでいきます。
↑は『put』の意味がわからなくても、『down:下に』がわかれば「鉛筆を置いたんだろうな」ってわかりますよね。
こんな感じで「putは『置く』みたいな意味なんだろうな」という推測が蓄積され、putにくり返し出会うことで推測が確信に変わります。
2.He was the first one done.

訳:彼は一番最初に終わった人だった。
2文目でいきなり複雑ですが、「He = the first one done(最初に終わった人)」という「A=B」の文です。
ここでの「one」は「1」ではなく、「人」や「もの」という意味です。
one(人)やdone(終わった)がわからなくても、first(最初の、一番の)から文の意味が推測できます。
- マーヴィンがなにかで一番だったんだな
- さっき鉛筆を置いたから、テストか課題が最初に終わったのかな
↑このくらいの理解度で十分です。
- そもそも「the」って何?
-
「the」「a」「an」は冠詞と呼ばれ、名詞の前につきます。
「冠詞」は英語の疑問ランキングで断トツ1位になるぐらい難しいんですが、「真・英文法大全」という本の説明がわかりやすかったので引用します。
theについてtheの核心は共通認識という発想です。
theは、あなたと私(そこに居合わせた人みんな)で共通に認識できるものに使います。みんなで「せ~の……」と一斉に指をさせるならtheを使う感覚です。
theは、that「あれ」から生まれた単語です。theの「特定」する感じはthatに由来するものなんです。theに「例のあれ」という感覚を持ってもいいでしょう。
マーヴィンのクラスで「最初に終わった人は誰?」と聞いたら全員がマーヴィンを指させるので、「the first one」には「the」をつけるという感覚です。
a/anについてtheは共通認識できるときに使いますが、aについてはそれを裏返して共通認識できない→たくさんある中の1つにはaを使います。
oneからanが生まれ(oneとanは発音も似ている)、anからnがとれてaになりました。元々がone「1」なので、a/anも「たくさんある中の1つ」となるのです。
anは母音(あいうえお)の前につき、aは子音(あいうえお以外)の前につきます。
例:a banana / an apple ←ネイティブ的にa/anが逆だと読みづらい
- 「one」がなんで「人」や「もの」って意味になるの?
-
この「one」は日本語でいうと「赤いのがほしい」の「の」です。
- Which pen do you want?(どのペンがほしい?)
- The red one, please(赤いのがほしい).
今回の「He was the first one done」は「最初に終わったのはマーヴィンだった」という感じです。
「He was the first person done」も間違いじゃないですが、「最初に終わった人物はマーヴィンだった」という感じで堅苦しくなります。
- なんで「first one done」って順番になるの?
-
(これはかなり難しい文法なので理解できなくてOKです。僕も今回ChatGPTに聞きながら理解しました↓)
「first one done」は「最初の」「人」「終わった」という順番になっていて変な感じがします。
日本語では「最初に」「終わった」「人」って順番で並べるし、英語でも「big red apple」のように「大きくて」「赤い」「リンゴ」という順番で並べます。
じゃあなんで「first one done」という順番になるかというと、「first one who was done」の「who was」を省略した形だからです。
(who wasについてはざっくり文法講座を読めばなんとなく理解できるはずです)
要するに、「first one done」は「最初に」「終わった人」という順番なんです。

3.He took his report to Mrs. North.

訳:彼はレポートをノース先生に持っていった。
tookは「take」の過去形です。
「take」は日本語訳より↓のイメージで覚えてみてください。

「A:マーヴィンが」「⇒:takeした」「B:レポートを」がこの文の骨組みで、
「to Mrs. North:ノース先生に」は補足説明です。
「took」がわからなくても、「his report to Mrs. North(レポートをノース先生に)」から「レポートを提出したんだな」って推測できます。
英語多読は『知ってる単語だけでストーリーを推測するゲーム』です。
↓これだけの情報から「細かいことはわからないけど、レポートを一番に提出したんだな」と推測できれば十分。
- Marvin Redpost 〇〇 down his pencil.
- He was the first 〇〇 〇〇.
- He 〇〇 his report to Mrs. North.

知ってる単語だけを読んでいくだけでも単語の並べ方(=文法)がわかってくるし、知らない単語も何度も出会ううちに『推測』が『確信』に変わって覚えられます。
↑これが英語多読で単語力/文法力/読解力などが伸びる理屈です。
1巻の1章を全文解説!

さらに続きを読んでいきましょう。
1章の全文を解説しながら多読のコツを説明していきます。
まずは解説を見ずに英文を読んでみてください!
1章前半:ノース先生とのやりとり

マークがある文には図解やコツの紹介があります。
を押すと日本語訳と解説が表示されます↓
- Mrs. North looked at it.
-
訳:ノース先生はそれを見た。
- look at :〜を見る
- itはマーヴィンが提出したレポートのこと
難易度:★☆☆☆☆
- “I can’t read this,” she said.
-
訳:「これ、読めないわ」と彼女は言った。
- 小説ではセリフの後に「she said(彼女は言った)」などがつくのが一般的。
難易度:★☆☆☆☆
- He had to copy it over.
-
訳:彼はそれをもう一度書き写さなければならなかった。
文法解説:- had:haveの過去形
- have to ~ :「〜しなければならない」
- copy over :「書き直す」「書き写す」
難易度:★★☆☆☆
- “Neater this time, Marvin,” said Mrs. North.
-
訳:「今度はもっときれいにね、マーヴィン」とノース先生は言った。
- neat:きちんとした、きれいな
- neater:よりきれいに(形容詞に”er”がつくと『より〇〇』になる)
- said Mrs. North:「Mrs. North said」と逆の順になっている。小説でよく使われる形。
難易度:★★☆☆☆
- Marvin frowned.
-
訳:マーヴィンは顔をしかめた。
- frown は「眉をひそめる、顔をしかめる」
難易度:★☆☆☆☆(動詞の意味がわかれば簡単)
- He was in the third grade.
-
訳:彼は3年生だった。
- grade:〜年生
難易度:★☆☆☆☆(基本的な表現)
- His class had been learning cursive writing.
-
訳:彼のクラスは筆記体の書き方を習っているところだった。
- learn:学ぶ
- had been learning は過去完了進行形(~しているところだった)
- cursive writing:筆記体
難易度:★★★☆☆
- “It’s because I’m left-handed,” Marvin complained.
-
訳:「左利きだからだよ」とマーヴィンは文句を言った。
- It’s because 〜:〜だからだ
- complain:不平を言う、文句を言う
難易度:★★☆☆☆
- “It’s impossible to write neatly when you’re left-handed.
-
訳:左利きだと、きれいに書くなんて無理だよ。

この「it」は『仮主語』と呼ばれるものです。
英語は結論を早く言いたい言語なので、「不可能なんだよ。左利きがきれいに書くことは」という言い方をすることがあります。とにかく早く「不可能」を言いたいんです。
「左利きがきれいに書くこと」=「不可能」というシンプルな「A=B」の文にすると、「A」が長くなりすぎてしまいます↓

- impossible:不可能
- write neatly:きれいに書く
- left-handed:左利き
難易度:★★★☆☆(文構造がやや複雑)
- Everything is backwards.”
-
訳:すべてが逆なんだよ。
- backwards:副詞で「逆に、反対に」
難易度:★☆☆☆☆(意味はシンプル)
- “I’m left-handed,” said Mrs. North.
-
訳:「私も左利きよ」とノース先生は言った。
難易度:★☆☆☆☆
- “Oh,” said Marvin.
-
訳:「あ、そうなんだ」とマーヴィンは言った。
難易度:★☆☆☆☆
- “We’re lucky to be left-handed,” said Mrs. North.
-
訳:「左利きでよかったわね」とノース先生は言った。
- to be left-handed:左利きであること
難易度:★★☆☆☆(中学後半レベル)
- “It means we have royal blood.”
-
訳:「私たちは王家の血を引いてるってことよ。」
- It means ~:「〜という意味だ」
- royal blood:直訳「王家の血」
難易度:★★☆☆☆
- She smiled at him.
-
訳:彼に向かってほほえんだ。
- smile at 人:「〜に向かって笑いかける」
難易度:★☆☆☆☆
- “You’d write neater if you slowed down,” she said.
-
訳:「もっとゆっくり書けば、もっときれいに書けるのに」と彼女は言った。
- if:もし
- neater:よりきれいに
難易度:★★★☆☆
- “It isn’t a race.”
-
訳:「競争じゃないのよ。」
- race:レース、競争
難易度:★☆☆☆☆
1章後半:マーヴィンのレポート

- He returned to his seat.
-
訳:彼は席に戻った。
- return to ~:〜に戻る
難易度:★☆☆☆☆
- He picked up his pencil and wrote as fast as he could.
-
訳:鉛筆を手に取ると、できるだけ速く書いた。

1つの「A」に対して2つの「⇒B」があるパターンです。
「his report」は書かなくてもわかるので省略されています。
- pick up:拾い上げる、手に取る
- as 〇〇 as~:~と同じだけ〇〇
- couldはcanの過去形
⇒as fast as he could:彼ができる限り(he could)と同じだけ速く⇒できるだけ速く
難易度:★★☆☆☆
- He had to write twice as fast this time, just to catch up with everyone else.
-
訳:今回は、みんなに追いつくために2倍の速さで書かないといけなかった。
- twice as fast:2倍速く
- just:「〜するだけでも」みたいなギリギリ感の強調
- catch up with:〜に追いつく
- everyone else:ほかの全員
難易度:★★★☆☆
- He had to write a report on something he read in Current Events.
-
訳:「カレント・イベント」で読んだ何かについてレポートを書かないといけなかった。

「A⇒B」の文ですが、「B」がめちゃくちゃ長くなっています。
重要なのは「on」です。「on」には「~の上に」という意味があるので、
「a report on something」は「somethingに基づいたレポート」というイメージになります↓

じゃあ「somethingって何?」を説明するのが「he read in Current Events(彼がカレント・イベンツで読んだ)」の部分です。
- Current Events:児童向け新聞の名前
難易度:★★★☆☆
- Current Events was a newspaper for children.
-
訳:「カレント・イベント」は子ども向けの新聞だった。
難易度
- This is what Marvin wrote.
-
訳:これはマーヴィンが書いたものです。

難易度:★★☆☆☆
- The King of Shampoon is looking for his lost son.
-
訳:シャンプーン国の王様は、行方不明になった息子を探している。
- look for:探す
- lost:失われた
- lost son:行方不明の息子
難易度:★★☆☆☆
- The son’s name is Prince Robert.
-
訳:その息子の名前はロバート王子。
難易度:★☆☆☆☆
- Prince Robert was kidnapped the day he was born.
-
訳:ロバート王子は、生まれた日に誘拐された。
- was kidnapped:誘拐された(受け身の形)
- the day he was born:彼が生まれた日
難易度:★★★☆☆
- That was nine years ago.
-
訳:それは9年前のことだ。
- ago:〜前
難易度:★☆☆☆☆
- Prince Robert is nine years old.
-
訳:ロバート王子は9歳だ。
- is nine years old:年齢を表す定型表現
難易度:★☆☆☆☆
- He has red hair and blue eyes.
-
訳:彼は赤い髪と青い目をしている。
- has:持っている(haveの三人称単数現在形)
- red hair and blue eyes:2つの名詞を and で接続
難易度:★☆☆☆☆
- Unless he’s dead.
-
訳:もし彼が死んでいなければ、の話だけど。
- unless:〜でない限り
- 文としては前文の続きとして理解する必要あり。
「He has red hair and blue eyes unless he’s dead.」を小説の表現としてあえて分割している。
「彼は赤毛に青い目をしている。生きていれば」というイメージ。
難易度:★★★☆☆
- The King is going all around the world looking for his lost son.
-
訳:王様は世界中を回って息子を探している。
- all around the world:世界中を
- look for:探す
難易度:★★★☆☆
- He hopes he isn’t dead.
-
訳:王様は、息子が死んでいないことを願っている。
- 1つ目の「he」は王様、2つ目の「he」は息子を表す。
- he(王様)はhe isn’t dead(息子が死んでいない)ことを望んでいるという形
難易度:★★☆☆☆
- So do I.
-
訳:ぼくもそう思う。
こういう謎の表現はChatGPTに聞いてみましょう。くわしく教えてくれます↓


アプリのインストール
- iPhoneの人はこちら:App Store
- Andoroidの人はこちら:Google Play
難易度:★★☆☆☆(省略表現に慣れていないと難しい)
- This week the King is in Washington, D.C.
-
訳:今週、王様はワシントンD.C.にいる。
難易度:★☆☆☆☆
- The End
-
訳:おしまい。
- 定型表現。ストーリーや作文の終わりに使う。
難易度:★☆☆☆☆
- Marvin finished writing just as the bell rang for recess.
-
訳:休み時間のチャイムが鳴ったちょうどそのとき、マーヴィンは書き終えた。
- finished writing:書くことを終えた
- just as ~:ちょうど〜したとき
- the bell rang:チャイムが鳴った
- recess:学校の「休み時間」
難易度:★★★☆☆
- He gave his report to Mrs. North, then ran outside to play wall-ball.
-
訳:彼はレポートをノース先生に渡し、それから外に走って出て、ウォールボールをしに行った。
- outside:外に
- wall-ballの動画↓
難易度:★★☆☆☆
- Marvin was nine years old.
-
訳:マーヴィンは9歳だった。
- nine years old:年齢を表す定番の言い方
難易度:★☆☆☆☆
- He had red hair.
-
訳:彼は赤い髪をしていた。
難易度:★☆☆☆☆
- He had blue eyes.
-
訳:彼は青い目をしていた。
難易度:★☆☆☆☆
- He lived in a small town, not too far from Washington, D.C.
-
訳:彼は、ワシントンD.C.からそれほど遠くない小さな町に住んでいた。
- not too far from ~:〜からそれほど遠くない
- Washington, D.C.:アメリカの首都(作文と現実がリンクしている)
難易度:★★☆☆☆
- ①英語多読にチャレンジ ←いまここ
- ②Kindleの使い方
- ③Kindle専用デバイス
- ④Marvin Redpostの重要単語
- ⑤Grammar in Useで文法学習
- ⑥海外ドラマの英語字幕を追う
- ⑦洋書ロードマップ








