【暗記なし】英語が続かない社会人のためのゼロから学ぶ厳選4冊
- 英語をやり直したいんだけど・・
- いつもみたいに3日坊主になるかも
- 続けやすい参考書や勉強法を教えて!
英語が苦手なまま大人になった人は、学生時代と同じ勉強法では確実に挫折します。
僕は社会人になってから英語をやり直し、1年3ヶ月でTOEIC440→875点になりました。
でも「続けられる勉強法」に出会うまではいつも3日坊主で、お金と時間をたくさん無駄に・・
僕と同じ失敗をしないでください・・
実は、『単語と文法の勉強』から始めてしまうと挫折する可能性が高いです。
この記事では英語学習を正しく始めるための厳選4冊と勉強法を紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください!

①英語耳 発音ができるとリスニングができる

社会人がゼロから英語をやり直すなら、まず最初におすすめしたいのが『英語耳』です。
20年近くベストセラーになっている発音の本で、なぜ日本人は英語が聞き取りにくいのかを本質的に教えてくれます。
英語が聞き取れない大きな理由について引用します↓
英語の技能は、1.読む力、2.聞く力、3.話す力、4.書く力、そして5.語彙力に分類できます。じつは、なかでもいちばん難しいのは2番目の「聞く」です。留学経験者やTOEICのリスニングで満点を取れるような上級者でも、アメリカの映画やTVドラマを100%聞き取れる人はそんなに多くありません。
大きな原因は、日本語で使う音と英語で使う音があまりにもかけ離れていることです。英語には、ぜんぶで43個の音があります。日本語とほぼ同じといっていい音は、そのうちの5~6個ぐらいです。つまり約9割の音は、日本人にはなじみがない音ということになります。日本人にとって、英語の聞き取りが難しいのはこのためです。これを解消するためには、英語の正しい音を知る必要があります。
英語が聞き取れない大きな理由のひとつは、日本語と英語で使う音が大きく違うことです。
つまり、単語をたくさん覚える前に、まず英語の音そのものに慣れる必要があります。
しかも『英語耳』は発音学習の次のステップについても説明してくれます↓
英語を完全に聞き取れる「英語耳」の状態になるために最終的に必要となるのは、「語彙力」と「読解力」です。
【語彙力】
知らない単語があると、いくら音が聞き取れても意味がわかりません。文脈で推測できることもありますが、何度聞いても見当すらつかないこともよくあります。ある程度の語彙を「正しい発音」といっしょに習得しておくことが絶対に必要です。
【読解力】
読解力についても同様です。読んでも理解できない英文は、いくら聞いてもわかりません。読んでわかっても、話すスピードを超えた速度で英文を理解できなければ、聞き取ることができません。
これらの問題を一気に解決する方法が、英語での読書です。
英語力を劇的に伸ばすための方法が2つあります。1つは、発音習得のための「音読」です。もう1つが、理解力向上のための「洋書の多読」です。音読練習の継続により、発音と聞き取る力が高まり、そこに多読による英文を理解する力がかみ合うと、英語力が面白いように向上します。
発音を土台にしつつ、最終的には語彙力と読解力が必要で、そのために音読による『発音練習』と理解力向上のための『英語多読』が重要だと書かれています。
まとめるとこんな感じ↓

- 英語学習は『正しい発音』を身につけることが最優先
- 発音を定着させるために音読練習を繰り返す
- 『英語多読』によって語彙力と読解力を伸ばす
⇒ 読む/聞く/書く/話す力が自然と伸びていく!
英語はまずは発音からです。発音を勉強すると英語が一気に身近なものに感じられるようになります。
その上で、英語多読で小説やドラマなどの『ストーリーのある英語』に触れまくって感覚的に文法や単語を身につける。
英語が続かない人ほど、『覚える』より『慣れる』ことを優先した方が伸びやすい!
- 英語を見ても音がまったくイメージできない人
- リスニングが苦手すぎて、何を言っているか全然わからない人
- 単語帳や文法書から入るとすぐに苦しくなる人
- 今度こそ英語をゼロからやり直したい社会人
英語耳は最初から完璧にやろうとしなくて大丈夫です。
まずは一通りパラパラ読んでみて、「発音がなぜ大事なのか」を理解していきましょう。
詳しい勉強法は↓の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください!

②ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典

2冊目におすすめなのが、『ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典』です。
この本のいいところは、文法を細かく暗記させるのではなく英語のしくみをざっくり感覚的につかませてくれるところです。
ページ数はそこそこありますが、猫のイラストが多く、余白も多めでサクサク読めます。

ややこしい文法用語が一切使われていないので、「文法書っぽい本が苦手」という人でも比較的入りやすいと思います。
僕がこの本に出会ったのはTOEIC875点を取ったあとだったんですが、「最初からこうやって説明してほしかった・・」と思いました。
英語をたくさん読んでいくと少しずつ感覚でわかってくる『読み方のコツ』があります。
この本は英語を読むときの感覚を言語化して整理してくれるので、ゼロから学び直す人にとってはかなり助けになります。
勉強の初期にこの本に出会えた人はめちゃくちゃラッキーです!
- まずは英語の全体像をつかみたい人
- ややこしい文法用語が苦手な人
- 英語多読に入る前に、英語の基本ルールをやさしく整理したい人
英語耳と同じく、ビッグファットキャットも最初から全部覚える必要はありません。
大切なのは「英語ってこういうふうにできているんだな」とざっくりつかむことです。
じっくり勉強するというよりは、定期的にパラパラ読んで少しずつ腑に落ちる本として使うのがおすすめです。
ビッグファットキャットを軸にした文法記事が書いたので参考にしてみてください↓

③中1英語をひとつひとつわかりやすく

もし「中1英語レベルから怪しい」と感じるなら、『中1英語をひとつひとつわかりやすく』がおすすめです。
『ビッグ・ファット・キャット』は英語の全体像をざっくり見せてくれる本でしたが、こちらは英語の最初の土台を丁寧に確認する本です。
↓図解たっぷりでわかりやすく説明してくれるので、「中学英語の最初のところで止まってしまった」という人でも入りやすいと思います↓

特に↓のあたりが不安な方におすすめです。
- 現在形:She plays the piano.
- 否定文:I don’t like math.
- 疑問文:Does he like soccer?
- 命令文:Open the door.
- 現在進行形:I am studying English.
- 過去形:I played soccer yesterday.
- 助動詞:I can play the piano.
この本には練習問題がありますが、すべて無視してOKです。
説明部分だけをパラパラ読んで、「こういう形があるんだな」「この英文はなんとなくわかるな」くらいで十分です。
100%理解するよりも、苦手意識を薄めることの方が大事です!
④中学英単語アルファ 最初の555語

最後は「中学英単語アルファ」という単語帳です。
単語帳が苦手な人は多いと思います。僕もいまでも苦手で、単語帳を見ると「うわ・・」となってしまいます。
↓その点、この本はイラストが多くて圧迫感が少ないので比較的ハードルが低いです。

さらに、基本の重要単語をイメージで教えてくれるので、単なる暗記になりません↓

重要なのは暗記しようとしすぎないことです。
最初の目的は完璧に覚えることではありません。大事なのは↓です。
- 自分がどんな単語を知らないのか知る
- 一通りの単語を「見たことある」状態にする
- 英語の小説やドラマで出てきたときに、うっすら反応できるようにする
- 単語力にかなり不安がある人
- イラストなしの単語帳で挫折したことがある人
- 英語多読に入る前に、最低限の単語に触れておきたい人
社会人の英語学習は、学生時代と同じやり方では続きにくい

『社会人 英語 勉強』などで調べると、多くの記事で「まずは中学英語の文法と単語を復習しましょう」と書かれています。
もちろん、文法と単語をガリガリ覚えていくのが合う人もいますが、学生時代から英語が苦手だった人には暗記中心の勉強は難しいです。
文法も単語も身につく前に飽きてしまいます・・
英語が続かない人に必要なのは、最初から完璧に理解することではありません。
まずは、英語を少し身近に感じられるようになることが重要です。
英語を身近に感じるために、僕は『発音学習』がいちばん大事だと思っています。
発音を学ぶと、英語がただの記号ではなく「音のある言葉」として入ってきます。
すると、読むことも聞くことも少しずつラクになっていきます。
発音のあとは海外の小説やドラマのようなストーリーのある英語に触れていきましょう。
もう退屈な参考書で消耗するのはやめて、『海外の娯楽コンテンツ』を使った勉強法を始めてみませんか?


英語学習の軸は『発音』と『多読』!

この記事でいちばん伝えたいのは社会人が英語をゼロからやり直すなら学習の軸は『発音』と『多読』だということです。
なぜ発音が先なのか
たとえば hat / hut / hot を日本語っぽく「ハット・フット・ホット」みたいに読んでいるうちは英語を身近に感じることはできません。
hat / hut / hot は実は3つとも『ハット』に聞こえます。実際に聞き比べてみてください↓
英語には『ア』に聞こえる音が4つあるので、知識がないとhat / hut / hotのような簡単な単語も区別できないんです。
英語にはどんな音があるのか一通り知っておくだけでも英語が身近に感じられます!
発音を学ぶと、単語を見たときにも「音のあるもの」として認識しやすくなります。
この変化は思った以上に大きいです。英語がただの記号ではなくなると、勉強の負担がかなり下がります。
なぜ多読が必要なのか
英語は単語や文法をバラバラに覚えるだけでは使えるようになりにくいです。
実際の英文の流れの中で、何度も触れていくことが必要です。
そのために役立つのが多読です。やさしい海外小説や海外ドラマでストーリーのある英文にたくさん触れると文法や単語が少しずつ自然につながっていきます。
しかも、ストーリーがある英語は続けやすいです。社会人にとって、この「続けやすさ」は本当に大切です。
「でも英語で小説なんて読める気がしない・・」と不安になると思いますが、電子書籍アプリ『Kindle』を使えば大丈夫です。
Kindleなら知らない単語を長押しするだけで単語の意味を調べることができます↓

当ブログでは海外小説を読むコツや重要単語などを解説していますので、あわせて活用してみてください。
僕も10年以上愛用しているKindle専用デバイスもおすすめです!
英語に慣れてから参考書のレベルを上げればOK
英語に慣れてきたら、イギリスの文法書『English Grammar in Use』がおすすめです。
イギリスの本なので全て英語で書かれていて、パッと見は「うわ・・」って感じなんですが、ちゃんと読んでみるとイラストや例文が中心で説明がシンプルなので読みやすいです。
はっきり言って、英語多読で英語を読むことに慣れた状態であれば、日本のやたら漢字が多くてクソややこしい文法書よりも圧倒的に読みやすいです↓

先に↓の単語リストに目を通しておくと楽に読めるようになります。
見開きの左ページが解説、右ページが練習問題ですが、解説だけ読めばOKです↓

問題を解くなんて『勉強感』が強すぎて、正直続きません。
会社の昼休みに20~30分読むくらいがちょうどいいです。勉強っぽいことは外で終わらせて、家では小説やドラマで遊びましょう。
僕は英語多読と『English Grammar in Use』だけでTOEICの文法問題で95%正解することができました↓

参考書はあくまで『参考』にするだけにして、海外小説&ドラマで遊びましょう!
まとめ:社会人が英語をゼロから学ぶなら、本は最低限にして『娯楽』で学ぼう

社会人が英語をゼロからやり直すなら、たくさんの参考書はいりません。
今回紹介した4冊の中で、まず最初に読むなら『英語耳』です。
その上で、下記から必要なものを選べばOK。
- 英語の全体像をつかみたいなら『ビッグ・ファット・キャット』
- 中1英語から不安なら『中1英語をひとつひとつわかりやすく』
- 単語の基礎に不安があるなら『中学英単語アルファ 最初の555語』
大事なのは『英語耳』に書いてある勉強法を軸にすることです。
発音の勉強は2~3ヶ月でいったん終わらせて、あとは小説やドラマなどの『娯楽コンテンツ』で英語に楽しく触れることに集中しましょう。
詳しい勉強法は↓の記事で解説しているので、ぜひ読んでみてください!








