勉強したのにTOEICの点数が下がった・・でも落ち込まなくていい5つの理由
- がんばったのに、TOEICの点数が下がった・・
- 周りのみんなは点数あがってるのに・・
- もう英語やめようかな・・
TOEICで期待してた点数が取れないと凹みますよね。
僕も「100点は伸びたはず!」と思ったら10点下がってて、めちゃくちゃ落ち込んだことがあります。
落ちたのは10点だけですが、5ヶ月ずっと勉強してきたので、全く伸びなかったことがショックでした。
「もう英語やめようかな・・」と真剣に考えたし、実際に3ヶ月サボりました。
それでもなんとか勉強を再開して、目標点をクリア。
この記事では、次の3つを解説していきます。
「点数が下がった=英語力が下がった」ではないので、そのまま勉強を続ければ絶対に目標点を達成できます。
この記事が気持ちを切り替える手助けになれば幸いです。
- パート7が最後まで解けない
- リスニングの先読みが間に合わない
- 文法問題がよくわからない
1つでもあてはまるなら次の記事も読んでみてください。僕の試行錯誤をすべてまとめています。
TOEICの点数が下がる5つの理由
英語力に関係ない要素のせいで、TOEICの点数が下がることがあります。
100点ぐらい上下しても不思議ではありません。
①体調
まず、TOEICは「体力勝負」なテストです。
- 2時間ぶっ続け
- 面白くもない英語をひたすら聞く&読む
- 200問もある
つらすぎ!
もはや「英語のテスト」というより、「体力と集中力の限界に挑戦!」という感じですよね。
ちょっと体調が悪くて集中力が落ちると、それだけでがっつり点数が下がってしまいます・・
体調の他にも、集中力が落ちる原因はたくさんあります。
- 前日よく眠れなかった
- 朝ごはんを食べすぎて眠い
- 会場までの電車が混んでて疲れた
- 隣がすんごい美人だった
②問題との相性
TOEICの採点方法には「標準偏差」という考え方が採用されているそうです。
簡単に説明するとこんな感じ。
- みんなが解けた問題が解けた→普通
- みんなが解けなかった問題が解けた→点数アップ!
- みんなが解けた問題が解けなかった→点数ダウン!
- みんなが解けなかった問題が解けなかった→普通
つまり、他の人が「解けた」か「解けなかった」かによって1問の価値が変わるんです。
1問5点のテストじゃないんですね・・
TOEICには誰でも「得意なパート」と「苦手なパート」がありますよね。
点数が下がるのが次の2つのパターンです。
- 得意なパートが簡単だった
→自分の「得意」が目立たない - 苦手なパートが難しかった
→絶望的に解けない・・
人には得意・不得意があって当たり前です。
今回は誰かに「負けた・・」と思っても、次のテストでは圧勝できるかもしれません。
③リスニングのテンポ
TOEICのリスニングはまったく余裕がありません。
もはや「情報処理能力」のテストです。
わからない問題にこだわると、次の問題の音声を聞き逃してしまいます。
一度テンポが崩れると立て直せなくなりますよね・・
④リーディングの時間配分
TOEICのリーディングは絶望的な問題数です。
全て解答するには「時間管理」がとても大事になります。
でも時間管理ってそんな上手くいきませんよね・・
難しい問題に時間をかけすぎて、簡単な問題を解く時間がなくなったり・・
⑤運
TOEIC、運ゲーでは?
マークシートのテストなんだから、運の要素もありますよね。
2択まで絞れることってよくあるじゃないですか。
特に単語の問題だと「絶対このどっちかなんだけど・・」ってことは多いです。
TOEIC前日と当日の過ごし方
最後に「TOEIC前日と当日の過ごし方」を紹介していきます。
①とにかく疲れを残さない!
前日と当日に大事なのはとにかく「疲れを残さないこと」です。
「ギリギリまで勉強しないと・・」っていうのが試験のセオリーですが、TOEICは体力勝負なので例外です。
疲れた状態だと普通に50~100点ぐらい下がってもおかしくないと思います。
TOEIC直前は「5点アップのための努力」よりも「50点ダウンを防ぐ努力」の方が大切です。
②勉強はしない!
いわゆる「勉強」はやめましょう。
TOEIC本を読んだり、新しい単語を覚えようとしたりとか。
海外ドラマの音声で耳を英語に慣らしたり、お気に入りの海外小説をのんびり読むぐらいがいいです。
③準備は前々日までに済ませよう!
準備でバタバタすると疲れるので、準備は試験の前々日までに済ませましょう。
- 受験票は持った?証明写真は貼った?
- 鉛筆、消しゴムは予備も持った?
- 腕時計の準備はOK?音出ないやつ?
- 着ていくものやカバンは決まってる?
ちなみに筆記用具はシャーペンより鉛筆、時計はデジタルよりアナログの方がオススメです。
(鉛筆の方がマークしやすい、アナログ時計の方が経過時間が感覚的にわかりやすい)
④早寝早起き→早めに出発!
前日はスマホやパソコンを出来るだけ控え、早く寝ましょう。
目が疲れると睡眠の質も落ちますし、下手すると頭が痛くなってしまいます。
そして早起きして早めに家を出ましょう。
TOEIC会場にギリギリに向かうと電車やバスがめっちゃ混んでて疲れます。
みんなTOEIC公式問題集とか単語帳とか開いてて気が滅入るので、受付時間の1時間ぐらい前に到着してのんびり海外小説を読むのがオススメです。
海外小説はすでに何回か読んだことあるやつで。
⑤食べ過ぎない!飲み物は水!
TOEICって試験の説明を含めると2時間半ぐらい拘束されるので、飲食がめちゃくちゃ重要です。
食べないとお腹が空くし、かといって食べすぎると眠くなるし・・
僕は毎回これでした。僕にはこれが「眠くならない&お腹が最後まで持つ」のちょうどいいバランスでした。
TOEICはトイレ対策も重要です。
お茶やコーヒー、エナジードリンクは避け、できれば飲み物は水にしましょう。
⑥終わったら1人反省会!
試験後も大事です。
- 各パートの手応えはどうだった?
- 前に比べてリスニングは出来た?
- リーディングを解くスピードは上がった?
- 時間配分は適切だった?
など、すぐに1人反省会をしましょう。
これを当日にしっかりやっとかないと、結果が返ってくるまでの1ヶ月間ずっとそわそわすることになります。
- あそこはどうだったかな・・とか
- 前より出来なかったかも・・とか
「TOEIC解答速報」みたいなサイトを何度も見ちゃったりとか。
いくら不安がっても点数は変わらないので、今後に向けて勉強した方が建設的ですよね。
TOEIC直後の「1人反省会」で、1ヶ月分まとめて不安がりましょう!
TOEICでは英語力は測れない
僕は725点で伸び悩みました。
点数が落ちたことがショックで、3ヶ月ほどサボり・・
そこから1ヶ月ぐらいリハビリ&TOEIC対策をして、875点をとりました。
「725点」と「875点」で違うのは「TOEIC知識の有無」ぐらいで、英語力に大きな差はなかったはずです。
なんなら、「725点」のときの方が英語力は高かったんじゃないかと思います。
TOEICであなたの英語力は測れません・・
TOEICの点数には「英語力」以外にもいろんな要素が関わってきます。
- 体調
- 問題との相性
- テンポ
- 時間管理
- 運
点数が下がったからといって、必ずしも英語力が下がったわけではありません。
TOEICの点数はあくまで目安で、ただの数字です。
せっかく英語力が伸びているのに、「ただの数字」が下がっただけで落ち込むのはもったいないですよね。
大事にするべきなのは「点数」じゃなくて「試験中の手ごたえ」です。
- 前回より聞き取れる!
- 前回よりスラスラ読める!
- 前回より文法がわかる!
- 前回より単語がわかる!
これらの「成長」を感じたなら、点数が下がったって落ち込む必要はありません。
確実に英語力は伸びているので、ここで諦めずに勉強を続ければ点数も絶対についてきます!
点数よりも手応えを大事にして、英語の勉強を続けていきましょう!