【永久保存版】社会人が英語をゼロから学ぶ参考書4選【暗記なし】

- 英語をやり直したいんだけど・・
- いつもみたいに3日坊主になるかも
- 続けやすい参考書や勉強法を教えて!
英語が苦手なまま大人になった人は、学生時代と同じ勉強法では確実に挫折します。
僕は社会人になってから英語をやり直し、1年3ヶ月でTOEIC440→875点になりました。
でも「続けられる勉強法」に出会うまではいつも3日坊主で、お金と時間をたくさん無駄に・・

僕と同じ失敗をしないでください・・
そこで、この記事では暗記が苦手な人でも続けられる『5ステップ勉強法』と『参考書4冊』を紹介します。
僕の試行錯誤をすべてまとめました。他では読めない内容が満載なのでぜひ最後まで読んでみてください!
>>記事一覧はこちら
英語を基礎からやり直す参考書4選

初心者の人が最初に目指すべきなのは「カンタンな英語が読めるようになる」ことです。
アメリカの小学2年生向けの小説が読めるぐらいの読解力を目指して参考書を読んでいきます。

イラスト多めの参考書で『基礎力』を身につけたら、海外の小説やドラマを教材にしていきます!
- 英単語の読み方(=発音)がわかる
- 英語の基本ルール(=基礎文法)がわかる
- よく使われる基本単語を知っている
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①英語耳 発音ができるとリスニングができる
まず絶対に読んでほしいのは「英語耳」という発音の本です。
基本的には発音を解説している本なんですが、それだけではなく英語の勉強法についても具体的に説明されています。

まだ発音を勉強するようなレベルじゃないんだけど・・
と思われたかもしれませんが、英語のキソは『単語』でも『文法』でもなく『発音』です。
英語耳の「はじめに」をよんでみてください↓

英語の技能は、1.読む力、2.聞く力、3.話す力、4.書く力、そして5.語彙力に分類できます。じつは、なかでもいちばん難しいのは2番目の「聞く」です。留学経験者やTOEICのリスニングで満点を取れるような上級者でも、アメリカの映画やTVドラマを100%聞き取れる人はそんなに多くありません。
大きな原因は、日本語で使う音と英語で使う音があまりにもかけ離れていることです。英語には、ぜんぶで43個の音があります。日本語とほぼ同じといっていい音は、そのうちの5~6個ぐらいです。つまり約9割の音は、日本人にはなじみがない音ということになります。日本人にとって、英語の聞き取りが難しいのはこのためです。これを解消するためには、英語の正しい音を知る必要があります。

最初に発音を勉強しないと、単語を正しく覚えることもできません・・
↓の記事で『発音の重要性』や『英語耳で勉強するコツ』などを徹底解説しているので参考にしてみてください!
- 当ブログの記事一覧はこちら
-
ざっくりわかる文法講座発音矯正『ハツオン』レビュー必須アイテム『Kindle Paperwhite』レビュー多読の定番『holes』のあらすじ『スヌーピー』のバイリンガル版マンガTOEICの点数はただの数字!2万円のリスニング詐欺教材に騙された話
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文字を読むのに疲れたらYouTubeで息抜きしてください。おすすめはこちら↓
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②ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の大百科事典
次に紹介するのが「ビッグ・ファット・キャット」という英語の基本ルールをざっくり解説してくれる本です。
ややこしい文法用語が一切使われていないのでかなり読みやすいです。
200ページぐらいあって少し分厚いんですが、猫のイラストたくさんで余白も多いのでサクサク読めます↓

僕はTOEIC875点を取ったあとにこの本に出会ったんですが、「最初からこうやって教えてほしかった・・」とめちゃくちゃ感動しました。
僕が1年以上かけてやっと身についてきた「感覚」がすべて「言語化」してあったんです。

勉強の初期にこの本に出会えた人はめちゃくちゃラッキーです!
僕が「ビッグファットキャット」の内容をベースに書いた文法講座もあるので、あわせて読んでみてください↓
③中1英語をひとつひとつわかりやすく
次は「中1英語をひとつひとつわかりやすく」です。
さきほどの「ビッグファットキャット」は『英語の全体像』をざっくり説明してくれる本でしたが、こちらは『英語の初歩』をしっかり説明してくれる本です。
↓図解たっぷりでわかりやすく説明してくれるので、「中1英語はたぶん大丈夫」という人も復習のために読んでみてください。

中1~中3英語がセットになったバージョンもあるんですが、中1英語だけでOKです。
中2,中3英語の要点は次に紹介する「中学英単語アルファ」で勉強できるので問題ありません。
「中1英語をひとつひとつわかりやすく」は『解説→練習問題』という構成になっていますが、練習問題は解かなくてOKです。
練習問題を除くと50ページしかないので、2~3日で読めると思います。3周ぐらい読んでいきましょう。

わからないところはどんどん飛ばして最後まで読んでみてください!
本で勉強する自信がない方は↓の動画でもOKです!
④中学英単語アルファ
最後は「中学英単語アルファ」という単語帳です。
↓ほとんどの単語がイラスト付きなので、圧迫感がないのがおすすめポイント。

単語帳と聞くだけイヤになる人は多いと思いますが(僕もそうです)、この本は比較的とっつきやすいです。
細かい説明や例文は読まなくていいし、暗記する必要もまったくないので、「自分がどんな単語を知らないのか」をチェックしてみてください。
「house」や「door」など、カタカナ英語になっている単語も含まれているので、半分ぐらいは知っている単語のはず。
全部で555単語ですが、知らない単語は多くても250~300個とかです。

一通りの単語を「見たことある」状態にするのが大事!
英語学習の全体像とスケジュール


↑勉強のスケジュールはざっくりこんな感じ!
参考書で勉強しつつ、2ヶ月目から小説、3ヶ月目からドラマを使った勉強も始めていきます。
もちろんいきなり小説やドラマにチャレンジしてみてもOKです!
参考書を買ったときは「この本を完璧にしてやる!」と思うものですが、完璧に理解しようとは思わないでください。
英語は初心者の人が参考書を読むだけで身につけられるほど簡単じゃないです。
社会人が英語をゼロから勉強するなら、参考書メインの『暗記型』よりも英語耳が推奨する「発音+多読」がおすすめです↓

英語を完全に聞き取れる「英語耳」の状態になるために最終的に必要となるのは、「語彙力」と「読解力」です。
【語彙力】
知らない単語があると、いくら音が聞き取れても意味がわかりません。文脈で推測できることもありますが、何度聞いても見当すらつかないこともよくあります。ある程度の語彙を「正しい発音」といっしょに習得しておくことが絶対に必要です。
【読解力】
読解力についても同様です。読んでも理解できない英文は、いくら聞いてもわかりません。読んでわかっても、話すスピードを超えた速度で英文を理解できなければ、聞き取ることができません。
これらの問題を一気に解決する方法が、英語での読書です。
英語力を劇的に伸ばすための方法が2つあります。1つは、発音習得のための「音読」です。もう1つが、理解力向上のための「洋書の多読」です。音読練習の継続により、発音と聞き取る力が高まり、そこに多読による英文を理解する力がかみ合うと、英語力が面白いように向上します。

『発音練習+英語多読』で英語力はどんどん伸びます!
参考書で基礎力を身につけたら、あとは海外の小説やドラマで英語に触れまくる『多読』をやっていきます。
小説やドラマを使った『多読』はめちゃくちゃ楽しいので、慣れると時間を忘れて没頭できるようになります。

多くの日本人が英語を続けられないのは『意志が弱い』からじゃなくて、『勉強法がクソつまらない』からです。
社会人はただでさえ仕事で疲れ果てているので、退屈な参考書をひたすら覚え続けるなんてできるわけがありません。
参考書をパラパラ読んで勉強したら、あとはひたすら小説やドラマで楽しく勉強してみてください。
世界には英語の『娯楽コンテンツ』があふれているので、わざわざ日本人が作った『教材』で消耗する必要はありません。
《ちょっと息抜き》参考書に疲れたら海外ドラマを日本語で観よう!
参考書を使った勉強だけだと絶対に飽きるし続きません。
参考書に疲れたら、息抜きとして『海外ドラマ』を日本語で観てみてください。

勉強のことは忘れて楽しむだけでOK!
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海外ドラマをサブスクで観たい人はHuluで観られる「フレンズ」と「ビッグバンセオリー」がおすすめ。


↓Netflixならこれ。個人的にはめちゃくちゃ好きですが、好みは分かれるかも。
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参考書をサボってハマってしまっても全然OK!
『好きな海外ドラマを見つける』ことは英語学習においてめちゃくちゃ重要です!
【STEP1】参考書で『3つの基礎力』を身につける

ここからは具体的な勉強法を解説していきます。
最初は次の3つの基礎力を身につけることを目標にやっていきましょう!
- 英単語の読み方(=発音)がわかる
- 英語の基本ルール(=基礎文法)がわかる
- よく使われる基本単語を知っている
⇒カンタンな英語が読める!
①英単語の読み方(=発音)を身につける手順

まずは「英語耳」で発音を勉強していきます。

発音は飛ばして文法と単語だけやろうかな・・
と思っている人もいるかもしれませんが、発音はYouTubeを活用すれば意外とカンタンなのでチャレンジしてみてください。

発音をやらないと単語の正しい読み方がわからないので失敗します・・
英語耳とYouTubeで『発音記号』を覚えよう
英語のいちばんの基礎は『発音記号』です。
『発音記号』は名前の通り「発音を表す記号」のことで、発音記号が読めると音声を聞かなくても「英語の正しい読み方」がわかるようになります。
発音記号は全部で43個。初めて見る記号が10個だけ(æ ʌ ə ɔ ŋ ʃ ʒ θ ð ɚ)がありますが、あとは普通のアルファベットなのでわりと覚えやすいです↓
s, z, ʃ, ʒ, f, v, θ, ð, h, p, b, m, t, d, n, k, g, ŋ, l, tʃ, dʒ, w, j, r, a, æ, ʌ, i:, i, e, u:, u, ai, ei, ɔi, au, ou, ɔ:, ɚ:, ɚ, aɚ, ɔɚ, ə
英語耳の解説ページはこんな感じ↓


本で発音を勉強するのってむずかしそう・・
と思う人は↓の動画(1時間ぐらい)をあわせて観てみてください。
- 動画の目次
-
【目次】
00:00 導入
01:30 1. リズムとアクセント
10:34 2. 英語の音 全体像
11:31 2. 母音挿入に気をつけよう
15:12 3. 英語の母音
15:16 3. /ɪ/
16:51 3. /iː/
18:26 3. /æ/
20:10 3. /ɑ/
21:27 3. /ɔː/
23:01 3. /e/
24:01 3. /ə/ (/ʌ/)
25:25 3. /ʊ/
26:31 3. /uː/
28:03 3. /ər/ (英語耳だとɚ)
29:26 3. /eɪ/
29:54 3. /aɪ/
30:32 3. /ɔɪ/
30:48 3. /oʊ/
31:49 3. /aʊ/
32:15 4. 英語の子音
32:24 4. RとL
35:30 4. FとV
37:24 4. TH
38:54 4. 「ず」と「づ」
40:43 4. 「じゅ」と「ぢゅ」
41:33 4. H, W
43:47 4. 気音化
45:05 4. 色んなT
46:19 5. 音声変化
46:24 5. リンキング
48:30 5. 弱系・強系
48:38 5. 代名詞系
50:07 5. 冠詞系
50:47 5. 前置詞系
51:24 5. BE動詞
51:51 5. 助動詞系
52:18 5. 接続詞系
52:50 5. 強調
53:21 5. 音の省略
53:45 5. /t/の省略
54:17 5. /d/の省略
54:46 5. その他の省略
55:05 5. 同化
56:16 5. 音の合体
56:55 5. /n/, /l/, /s/, /z/の後の/ð/
57:43 5. イントネーションと意味
で開く↑

英語耳をとりあえず1周読んで、よくわからなかったところだけYouTubeの説明を観るのがおすすめ!
英語耳の『発音バイエル』で発音記号を1つずつ練習

発音記号を一通りなんとなく理解したら、1つ1つの音を順番に練習していく「発音バイエル」をやっていきます。
1回20分ぐらい。英語耳には「100回以上やれ」って書いてあるんですが、僕は50回で挫折しました。
50回でも十分効果があったので、とりあえず50回を目標にしてみてください。

もちろん100回やった方がいいですが、キツイ人は30回でもいいです!
生の英語を使った学習法”Parrot’s Law”で完成!

発音バイエルの次は「Parrot’s Law」という練習をやっていきます。
「Parrot’s Law」は直訳すると「オウムの方法」で、オウムに言葉を教えるみたいに同じ英語を何度もくり返し練習するトレーニングです。

英語耳では3ステップの「Parrot’s Law」が紹介されているんですが、僕はステップ1だけで挫折しました・・
- ステップ1:歌を使った練習(300回)
ステップ2:短い会話を使った練習(100回)←やってないステップ3:少し長い題材による練習(100回)←やってない
ステップ1の歌を使った練習は「洋楽を歌詞を見ずに100回聴く→歌詞と発音を調べて100回聴く→100回歌う」という手順です。
↓ぼくは「Bad Day」という洋楽で練習しました。洋楽練習はめちゃくちゃ楽しかったです。
正直、「発音バイエル50回」と「洋楽練習100回×3」をやるともうヘトヘトです。
英語耳のトレーニングはまだまだありますが、この記事の勉強法ではここまででOKにしています。

「発音バイエルが終わってから洋楽練習」じゃなくて、発音バイエルを10回ぐらいやったら洋楽練習を並行して進めるのがおすすめ!
英語耳とYouTubeを使った勉強法は↓の記事で超くわしく解説しているのでぜひ参考にしてみてください!

>>【英語耳スタートガイド】1年3ヶ月でTOEIC440→875点の『時短アレンジ』
②英語を読むために必要な『基本ルール』

次は英語の基本ルール(=基礎文法)を身につける方法を解説します。
使う本は「ビッグファットキャット」と「中1英語をひとつひとつわかりやすく」です。
英語を『読むだけ』なら複雑な文法はいらない!
まずは「ビッグファットキャット」を読んで英語の全体像をざっくり理解していきましょう。
ビッグファットキャットの基本的な考え方がわかる文章を引用します↓

英語が難しいのは、読み、聞き、書き、話すことを同時にしようとするからです。読むだけなら、動詞の変化も、単語の綴りも、難解な文法も覚える必要はありません。ある程度 日常の単語を知っていれば、ほんの少しのルールとコツだけで、すぐに読み始めることができます。
読めば読むほど、頭の中でパズルのピースがどんどんはまっていきます。カチッとはまった時の感覚は爽快です。どこにもはまらないと思っていたピースがはまった時などは、胸の奥から感動がこみ上げてきます。
そうしてパズルのピースをたくさんはめ込めていくと、ある時、ふいに英語を「分かる!」と感じる瞬間がやってきます。英語ができるようになった人が、みんな経験している感動的な一瞬です。
「ほんの少しのルールとコツ」だけで、英語は読めるようになります。
英語耳にも書いてあった通り、英語をたくさん読む(=多読)と英語力はどんどん伸びていきます。
僕は英語が「分かる!」という感覚を多読を始めて『3ヶ月』『半年』『1年』『3年』のタイミングで経験しました。
英語力はまっすぐ伸びていくんじゃなくて、階段状に伸びていきます。

最初は思ったより順調に伸びていくんですが、あるタイミングで急に伸びなくなります・・
でも伸びるときはホントに急にグッと伸びるので、その瞬間を楽しみに英語を継続してみてください!
英語を読むための「ほんの少しのルールとコツ」
ビッグファットキャットの最重要ポイントは「英語はたった2パターン」です。
全ての英文はざっくり次の2つに分けられます。

英語には「前に出てくるものほど重要」という大原則があります。
だから前にある「A」が主役で、後ろの「B」は相手です。

英語には「AがBに〇〇する」という動作を表す文と、
「AはBだ」と説明する文の2種類しかありません!
実際に2パターンの英文を見ていきましょう。
↓1つ目の「AがBに〇〇する」という英文は「I love you」など。

I love youでは『わたし』という主役(A)から『あなた』という相手(B)が登場します。
そして主役(A)から相手(B)に向かって『⇒:愛す』という矢印が伸びています。

英語は基本的に「主役(A)⇒相手(B)」の順番になります!
↓2つ目が「AはBだ」という「This is a pen」タイプ。

『これ(A)』と『ペン(B)』がイコール(=)で繋がっている「A=B」の形です。
「イコール(=)」を表すのは「be」とその変形の「am,is,are,was,were,been」だけです。
beとその変形が出てきたら頭の中で「=」に置き換えてみてください。
「ビッグファットキャット」ではこんな感じでややこしい文法用語を一切使わずに英語の基本ルールを説明してくれます。

「ビッグファットキャット」はパラパラ読むだけで英語の全体像がわかるのでおすすめ!
必要最低限の文法用語を覚えよう!
「ビッグファットキャット」は文法用語を使わずにやさしく教えてくれるので非常にわかりやすいんですが、一方で最低限の文法用語を知らないと困ることもあります。
例えば、単語のグループ分けである「品詞」は知っておいた方が便利です。
- 動詞 :動作を説明する単語
- 名詞 :物の名前を表す単語
- 形容詞:名詞を説明する単語
- 副詞 :名詞以外を説明する単語
ビッグファットキャットの「A⇒B」と「A=B」に『品詞』を取り入れた文法解説記事を書きましたので、ぜひ読んでみてください↓


↑僕が多読で身につけた「英語を読むコツ」を全公開しています!
あとは「中1英語をひとつひとつわかりやすく」を読めば文法用語は十分です。
- 現在形:She plays the piano.
- 否定文:I don’t like math.
- 疑問文:Does he like soccer?
- 命令文:Open the door.
- 現在進行形:I am studying English.
- 過去形:I played soccer yesterday.
- 品詞の説明も:助動詞、疑問詞、前置詞、代名詞、冠詞・・

1回読んだだけでは理解できないので、2~3周読んでみてください!
③厳選!重要な英単語136語の覚え方

↑この円グラフは「全英単語の品詞ごとの割合」を示しています。
品詞は11種類あるんですが、96%の単語を名詞・形容詞・動詞・副詞の4つだけで占めています。
その他の品詞は『代名詞』『助動詞』『前置詞』『冠詞』『接続詞』『疑問詞』『間投詞』の7個です。
全体のたった4%しかない「その他の品詞」ですが、この4%の単語がないと英語が成り立たないほど超重要。

まずは「その他の品詞」を優先的に覚えるのが効果的です!
中学英単語アルファの厳選555語からさらに厳選した136語
「中学英単語アルファ」は重要な555語が収録されていますが、555語すべてを覚える必要はありません。
全10章のうち、「その他の品詞」がギュっと詰まった2~4章の136語に集中すればOK。
2~4章をしっかり覚えれば、残りの1章と5~10章は流し読みで十分です。
- 1章:家・家族に関する単語(38単語)
- 2章:きほんの動詞(19単語)
- 3章:きほんの前置詞・副詞(32単語)
- 4章:きほんの形容詞ほか(85単語)
- 5~10章:『学校』『ふだんの生活』『趣味』『時と場所』『世界・自然』『体・服・色』に関する単語(381単語)
2~4章以外の単語もよく使われる大事な単語なんですが、2~4章はケタ違いに重要です。

2~4章の136語も完璧に覚える必要はないので、気軽にパラパラ読んでください!
英単語を覚える3つの手順
やみくもに単語帳を読みまくっても、単語は頭に入ってきません。
僕が考えた「いちばん効率がいい英単語の覚え方」を3つの手順で解説します。

ここまでの勉強で『発音記号』と『品詞』を覚えてきました。
実は、単語帳には必ず『発音記号』と『品詞』が書いてあるんです↓

- 『発音記号』を読めば音声を聞かなくても正しい読み方がわかる
- 『品詞』のマークを見れば例文を読まなくてもどんな使い方をする単語かわかる

「発音記号」と「品詞」を活用して、重要な単語を一気に覚えていきましょう!
まずは覚えたい単語の範囲を決め、発音だけを全部覚えましょう。
単語帳の↓の部分だけを読んでいきます。

↓↓↓

↓↓↓

頭の中では↓こんな感じの音声が流れているはずです。
カタカナの「ゲット、ギブ、ハブ」とは全く違う発音なので、まずは発音の勉強をある程度すすめてから単語の勉強を始めましょう。
発音だけ読むメリットは「とにかく覚えやすい」ということです。
単語の意味を覚えるのは大変ですが、発音はスペルからそこそこ想像がつくので覚えやすいです。
発音を覚えた単語とは「顔見知り」になれるので、一気に親近感がわきます。
発音を覚えたら、チェックする範囲を広げていきます↓

↓まずは『品詞マーク』と『単語の意味』をチェックします。

『品詞マーク』を見てどんな使われ方をする単語なのかを確認してから意味をチェクすると頭に残りやすいです。
「今日は動詞だけ読む」「明日は形容詞だけ」みたいに「その日に読む品詞」を決めると読まないといけない単語が減るのでおすすめです。
「動詞の変形」については文法解説記事を最後まで読んでみてください。
【過】は過去形、【過分】が過去分詞形のことです。
↑このあたりは多読をやっていけば自然と覚えられるので、がんばって覚えようとしなくてOKです。
そこそこ覚えてきたと思ったら、例文を読み始めましょう。
例文を読むと他の単語もセットで覚えられます↓

でも例文を読むのはキツイので、2~4章の重要な136単語だけにしましょう。
残りの単語は「発音を覚える」→「品詞と意味、イラストをチェック」まででOKです。

単語帳を読むのなんて全く楽しくないので、長時間やるのはムリです!
「スキマ時間に5分だけ読む」を積み上げていきましょう!




【STEP2】海外小説で楽しく英語多読!

参考書で英語の基礎をおさえたら、いよいよ海外小説にチャレンジしていきましょう。
いきなり「海外小説を読む」ってイメージしづらいと思うので、僕の読み方を写真で紹介します↓

- 電子書籍で読む
- 寝ころんで読む(座ると疲れる)
- メモはとらない(どうせ見返さない)
- 「Kindle Paperwhite」を使う
ノートとペンを準備して机に向かって・・っていうのは続きません。
これから紹介するのは、僕が「ラクに・楽しく」英語を続けるために工夫してきた方法です。

多読には電子書籍アプリKindleが必須!

海外小説を読むときも電子書籍アプリの「Kindle」が絶対おすすめ。
わからない単語を長押しするだけで辞書画面が出てくるので便利です↓

Kindleのインストールはこちら
- iPhoneの人:App Store
- Andoroidの人:Google Play
- 専用デバイス:Kindle Paperwhite

最初はわからない単語だらけなのでかなり助かります!
Kindleの辞書機能は便利ですが、知らない単語をかたっぱしから調べるのは大変です。
「たぶんこんな意味かな?」と思う単語は調べずにそのまま読み進めるのがおすすめ。
ちょっと考えてもよくわからない英語は読み飛ばしてOKです。
はじめは子ども向けの小説からスタートするので、何行か飛ばしたぐらいでストーリーがわからなくなることはありません。
多読デビューには『Marvin Redpost』がおすすめ

はじめての海外小説には「Marvin Redpost」が絶対おすすめです↓
アメリカの小学校1~4年生向けの本なんですが、ストーリーがしっかりしてるので大人が読んでも楽しめます。
全8巻で、僕は3巻と8巻がめちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでみてください。

僕は全8巻を読み終えたときの達成感がクセになって多読にハマりました!
スヌーピーのマンガもおすすめ!

「いきなり小説はむずかしい・・」という人はスヌーピーのマンガから始めるのもおすすめです。
かわいい&面白いのでハマります。英語と日本語の両方が書いてあるので安心!
>>詳しくはこちら
多読3原則は、ゆるくアレンジOK

英語多読には「SSS英語多読研究会」が考えた「多読3原則」というものがあります。
基本的にはこの3原則の通りに海外小説を読んでいくんですが、この3原則は人によって解釈が違います。
僕なりの考えを紹介していくので、参考にしてみてください。
①辞書はなるべく引かない!
『辞書はまったく引かない(引かなくてもわかる本を選ぶ)』というのがSSSさんの考えですが、僕は反対です。
Kindleならすぐに単語の意味を調べられるので、僕はめんどくさくない範囲であればどんどん辞書を使っていいと考えています。
ただし、できるだけ辞書を使わずに済む工夫は必要です。
- 文脈から単語の意味を推測して読む
- ストーリー的に大事じゃなさそうだったら飛ばす
- 文法的に飛ばしていい単語かどうかを判断する
(やり方はこちらの記事で)
「わからない単語を飛ばしたら単語力が伸びないかも・・」と最初は不安でしたが、
同じ単語にくり返し出会うと『推測』がだんだん『確信』に変わるので問題ありませんでした↓

こんな意味かな?
↓↓↓

たぶんこんな意味でしょ!
↓↓↓

絶対こんな意味!
こんな感じで「推測→くり返し→確信」のサイクルが高速で回るのが多読で単語力が伸びる仕組みです。
ちなみに文法についても同様のサイクルでどんどん伸びていきます。
「文法=単語の並べ方」なので、大量の英文を読んでいくと自然と「単語ってこうやって並べるんだ!」がわかってくるんです。
②わからないところは飛ばす!
この記事では何度も「わからないところは飛ばしていい」と強調してきましたが、海外小説においても同じです。
特に小説は文章にリズムをつけるために「飛ばしても意味が通る文章」がたくさんあります。
「ビッグ・ファット・キャット」でわかりやすい比較があったので紹介します。

(例1)
エドは背後に何か恐ろしいものの気配を感じて凍り付いた。胸騒ぎがする。振り返ってはいけない。そう自分に言い聞かせたが、どうしようもなくその気配に引き付けられていく。エドは息をのみながら振り返った。
(例2)
エドは背後に何か恐ろしいものの気配を感じて凍り付いた。******************************************************エドは息をのみながら振り返った。
(例2)ぐらいしか理解できなかったとしても、(例1)と同じぐらいストーリーを理解できますよね。
小説にはテンポをよくするためだけの文章がいっぱいあるので、あまり神経質に「全部理解しないといけない」と思う必要はありません。
「辞書はなるべく引かない」にも関連しますが、がんばって調べたのにあまり意味ない文だったら萎えてしまうので、わからないところは気にせずどんどん読み進めてOKです。
③つまらなくなったら次の本へ!
読んでいる本がつまらないと感じたら、それは「英語が難しすぎる」か「そもそも面白くない本」かのどちらかです。
合わない本を無理やり読んでもしんどいだけなので、その本は後回しにするか読むのをやめましょう。
ただ、さきほど紹介した「Marvin Redpost」はがんばって読破してほしいです。
「Marvin Redpost」より簡単な本だと「My weird Scool」シリーズなどがおすすめですが、面白さは落ちてしまいます。
(Marvin Redpostも5~7巻はそこまで面白くないので飛ばしてもOK)
Kindle Paperwhiteが『最強』な理由

Kindleはスマホでも読めるんですが、スマホで勉強しているとどうしてもYouTubeやSNSが気になってきますよね。
「ちょっとだけ休憩!」と思っていたら何時間もダラダラSNSをながめてしまうことも・・
英語多読に集中するためにおすすめなのがKindle専用のタブレット「Kindle Paperwhite」です。
Paperwhiteは読書しかできないのがメリットで、余計な誘惑がないので多読に集中できます。
他にも・・
- ブルーライトが出ないので目が疲れないし、寝る前に読んでもOK
- 電池が数週間もつので、カバンに入れっぱなしでOK
- 見た目がかっこいいので、通勤の電車などでドヤ顔できる
僕も2016年からずっと愛用していて、今後も使い続けます。


カバーがボロボロになったので買い替えましたが、2016年に買った方もまだまだ現役で使えます。丈夫で長持ち!
iPhone13と比べるとこんな感じです↓


スマホは目がチカチカするので疲れます・・
安い買い物ではないですが、多読を試してみたいなら絶対にあった方がいいアイテムです。
↓の記事で詳しくレビューしているので参考にしてみてください。

英語多読は社会人の趣味として最強!
僕がいちばん「英語を勉強してよかった!」と思ったのはハリーポッターの原作小説を英語で読破したときです。
ハリポタは映画の日本語版で満足してたらめちゃくちゃもったいなくて、ぜひ原作を英語で読むべきです。
英語多読はめちゃくちゃコスパのいい趣味で、例えばハリポタ全巻(4,000ページ越え!)も8000円弱で買うことができます。
飲み会の2次会まで行っちゃったら飛んでしまうようなお金で100時間以上楽しめる小説が買えて、しかも英語力も伸びる。こんないい趣味は他にありません。
さらにこれから紹介する海外ドラマ学習は月額1,000円ちょっとしかかかりません。
英語多読はシンプルにめちゃくちゃ楽しくてお金もかからない趣味なので、最初は大変ですがぜひチャレンジしてみてください!

【STEP3】海外ドラマで笑いながらリスニングを鍛える

海外小説で英語を読むことに慣れてきたら、海外ドラマ学習も始めていきましょう。
海外ドラマ学習も、基本的には海外小説を使った多読と考え方は同じです。
「わからないところは気にせずに英語字幕をひたすら読む」のが基本的な勉強法です。
- ドラマの英語字幕はすぐに消えるので、急いで読まないといけない
- ドラマは困ったら日本語字幕に切り替えられる
- ドラマは映像や音声があるので楽しみやすい
おすすめ海外ドラマ6選(アメリカのコメディ)
海外ドラマ入門ならNHKでも放送されていた「フルハウス」がおすすめ。
サブスクで観たい人はHuluで観られる「フレンズ」と「ビッグバンセオリー」がおすすめ。


↓Netflixならこれ。個人的にはめちゃくちゃ好きですが、好みは分かれるかも。
- ニックのいたずら
- ピオリアのプリンス
- ヤングシェルドン (ビッグバンセオリーの登場人物の子供時代)
まずは日本語で楽しもう!

「難しくてわからないんじゃ・・」と不安に思うかもしれませんが、最初は日本語字幕つきで観てOK!
まずは気になるドラマを1シーズン分ぐらい日本語字幕で観て、特に気に入った2〜3話を英語音声+英語字幕で観返してみてください。
「日本語で観る→好きな回を英語で観る」をひたすらくり返して、少しずつ日本語で観る割合を減らしていきましょう。

慣れたらいきなり英語で!日本語で観ることから卒業したら英語力が爆伸びします!
英語字幕をひたすら追いかけよう!

英語で観るときは「英語字幕を追いかける」ことに集中しましょう。
長いセリフには全くついていけないと思いますが、短いセリフはすぐに理解できるはず。
がんばって追いかけることをくり返していくと、少しずつ長いセリフも理解できるようになります。
英語字幕を追いかけることで英語を読むスピードが上がるので、海外小説を読むのが楽になります。
海外小説をたくさん読むと複雑な英文もスラスラ読めるようになるので、ドラマの英語字幕を追いかけるのが楽になります。
「ドラマに疲れたら小説、小説に疲れたドラマ」をくり返していけば無限に勉強できます。
ドラマと小説は相乗効果でどんどん伸びていくので、ハマればすごいスピードで英語力が伸びていきます。
Fire TV Stickなら“ながら観”にも最適
海外ドラマはスマホで観てもいいですが、「家事しながら」「筋トレをしながら」など、“ながら観”したいときはFire TV Stickでテレビに映すのがおすすめです。
テレビにFire TV Stickを挿してカンタンな初期設定をするだけで『Hulu』や『Netflix』をテレビで観ることができます。

僕は「家に帰ったらとりあえずテレビで海外ドラマを流す」ことを習慣にしていました!
ネイティブの「発音の変化」に慣れよう

英語字幕を追いかけることに慣れてきたら、音声を聞きながら字幕を読んでみてください。
英語字幕を追いかけながら音声を聴いていると、「ほんとに字幕の通りしゃべってる・・?」と思うことが多々あります。
実はネイティブは単語の発音をくっつけたり省略したりするので、発音変化の知識がないと英語を聞き取るのは困難なんです。
「Thank you」が「サンク ユー」じゃなくて「サンキュー」になるのも発音の変化です。
発音変化を勉強するならサマー先生のYouTube動画がおすすめ↓
↑の3本の動画を観るだけで、「聞き取れない理由」がはっきりわかるようになります。
発音変化の理屈がわかったら、あとは海外ドラマを楽しく観まくっていれば自然とリスニング力が伸びます!
スマホ派にもおすすめ!Huluのアプリ活用法

Huluのスマホアプリには英語学習に役立つ機能がたくさんあります。
スキマ時間のリスニング練習にも便利なので、ぜひ試してみてください!

Netflixの使い方もだいたい同じ!
✅ オフライン視聴が可能
あらかじめWi-Fiでダウンロードしておけば、通勤中やカフェでも通信量ゼロで再生OK。

✅ 画面OFFでも音声だけ聴ける
スマホをスワイプしてミニ画面表示にすれば、画面OFFしても音声は止まりません。


✅ 再生速度を変えられるので、スロー再生もできる
✅ 字幕の英語⇔日本語の切り替えがカンタン

通勤中など、スキマ時間での勉強にぴったりです!
スキマ時間の勉強ルーティーン例

スキマ時間にはドラマと小説を使い分けて勉強するのがおすすめ。
僕はこんな感じで勉強してます↓
- 朝起きたら海外ドラマを流し始め、音声を聴きながら会社に行く準備をする
- イヤホンで海外ドラマの音声を聴きながら駅に向かう
- 行きの電車とバスでは海外小説を読む
- 会社の昼休みは20分ぐらい海外小説を読んだあと昼寝
(たまには文法を勉強) - 帰りの電車とバスは海外ドラマの音声を聴くか寝る
- 帰宅後はとりあえず海外ドラマを流す
- 寝る前に眠くなるまで海外小説を読む
ここまできたら勉強とも思わずに大量の英語に触れられるようになるので、英語力が自然とどんどん伸びていきます。
「英語力が伸びる→ドラマと小説がより楽しめるようになる→さらに伸びる」という好循環です。

ここまできたらもう「勉強」という感じはまったくなく、「娯楽を楽しんでるだけ」という感覚になります!
「もっとドラマと小説を楽しみたい!」と思うようになったら、イギリスの文法書『English Grammar in Use』を読むのがおすすめです↓
イギリスの本なので全て英語ですが、簡単な英語で書いてあるし、イラストと例文がメインなので読みやすいんです。
多読で英語に慣れたあとなら余裕で読めます。なんなら日本のクソややこしい文法書よりよっぽど読みやすいです↓

↓重要な単語をまとめておいたので参考にしてみてください。
- 重要単語74
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1 sentence 文 2 following 次の 3 present 現在の 4 period 期間 5 in general 一般的な 6 repeatedly 繰り返し 7 negative 否定形 8 compare 比較する 9 verb 動詞 10 past 過去 11 certain ある特定の〜、確実な 12 particle 分詞 13 recently 最近に〜、直近に〜 14 tense 時制 15 expression 表現 16 confuse 混乱する 17 structure 構造 18 fixed 固定された 19 intend 〜するつもりだ 20 predict 予測する 21 in a queue 列に並んで 22 allowed 許された 23 ability 能力 24 specific 特定の 25 succeed 成功する 26 suggestion 提案 27 similar 似ている 28 alternative 代替案 29 necessary 必要がある 30 obliged 〜する義務がある 31 instruction 指示 32 fact 事実 33 instead of ~ 〜の代わりに 34 reserve 予約する 35 adjective 形容詞 36 exactly 正確に、厳密に 37 annoyed イライラした 38 refuse 拒否する 39 regularly 定期的に 40 polite 礼儀正しい 41 expect 期待する 42 regret 後悔する 43 subject 主語 44 object 目的語 45 informal 堅苦しくない、日常の 46 belongings 持ち物 47 otherwise そうでなければ 48 depend on 〜頼る、〜によって決まる 49 prefer 〜より〜を好む 50 strange 奇妙な、未知の 51 worth 価値がある 52 waste 浪費する 53 purpose 目的 54 result 結果 55 apologise 謝る 56 noun 名詞 57 singular 単数形 58 plural 複数形 59 giraffe キリン 60 musical instrument 楽器 61 nationality 国家、国籍 62 organisation 組織 63 emphasize 強調する 64 borrow 借りる 65 exist 存在する 66 especially 特に 67 separately 別々に 68 bore 退屈させる 69 adverb 副詞 70 syllable 音節 71 puncture パンク 72 except 〜を除いて 73 something else 他のこと 74 punctual 時間を守る
で開く↑
左のページが解説、右が練習問題になっていますが、練習問題は解かずに解説を読むだけでOKです。

【STEP4】海外SNSで外国人とチャット!

これまでは小説とドラマで「インプット(読む&聞く)」のみでしたが、次は「自分から英語を使う」アウトプット練習にチャレンジしてみましょう。
おすすめなのが「HelloTalk」というアプリです。
世界中の言語を勉強したい人が集まるSNSアプリで、僕らは「日本語を勉強したい英語ネイティブ」とマッチングされます。
基本的には(Twitter)やThreadsみたいなイメージで、文章や写真を投稿したりコメントを送りあったりできます。
Hello Talkで便利なのは添削機能!
英語を投稿すると↓こんな感じで真っ赤に添削してもらえます。

添削はボランティアなので絶対に添削してもらえるとは限りません。
↓を意識すると添削してもらいやすくなります。
- こちらから積極的に添削しよう!
- 英語ネイティブの投稿に英語でコメントしてみよう!
- 英語と日本語をセットで書くと喜ばれる!
「自分の英語が外国人に伝わる」という経験は自信につながるので、できるだけ翻訳機能を使わずに英語を書いてみてください。
【STEP5】オンライン英会話で話しまくる
ここまでで「読む・聞く・書く」をやってきました。
いよいよこのステップでは、実際に英語を口に出して“話す”練習をスタートします。
最初はたどたどしくても、間違えてもOK。大事なのは、とにかく口を動かして“英語で伝える感覚”をつかむことです。
↓細かい文法ミスがあってもコミュニケーションには問題ありません。
「英会話は勇気が出ない・・」という人は『発音レッスン』から始めてみてください。
発音レッスンなら先生の発音をマネするだけでいいので、英会話力はそこまで必要ありません。
予算に余裕があるなら、発音専門コーチング「ハツオン」がおすすめ↓
最初に日本人コーチと面談するので、外国人講師に自分のレベルを知ってもらった上でレッスンを受けられます。
他のオンライン英会話でも事前に自分のレベルは伝えられますが、あくまで自己申告。
「オンライン英会話はやってみたいけど上手く話せるか不安・・」という人はぜひ発音レッスンから始めてみてください。
>>【詳細レビュー】ミライズの「ハツオン」27.5万円のビフォーアフター完全公開
【まとめ】英語は「暗記より、楽しむこと」がいちばんの近道!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
社会人が英語の勉強を始めるきっかけはネイティブなものも多いと思います。
- TOEICで〇〇点を取らないとやばい
- 英語ができないことが職場にバレたくない
- 英語ができる同期と比較されてつらい
僕も英語を本格的に勉強し始めたきっかけは上司の一言でした。
入社後すぐに受けたTOEICの結果440点を見て

もっと頑張らないとね
と言われたんです。

(仕事だけじゃなくて英語もできないのかコイツは)
という心の声が聞こえた気がして、かなりキツかったことを覚えています。
今度こそちゃんと勉強しようと思って単語帳や文法書を開いても、寝落ちするだけで全く身につかず・・
『英語 勉強』で検索しても、

まずは単語帳と文法書を完璧にしよう!

外国人の友達を作ってたくさん話そう!
みたいな、「それが出来たら苦労しねーよ」みたいな勉強法ばかり。
本屋に行っても絶望的な光景が広がるばかり。

参考書以外の教材を探し求めて、2万円のリスニング教材に騙されたこともあります。
時間とお金をムダにする中で、やっと出会えた参考書がこの記事でも紹介した「英語耳」でした。
「英語が聞き取れないのは英語の発音を知らないからだ」
という、言われてみれば当たり前のことに気付かされ、「英語多読」にも出会えました。
「Kindle Paperwhite」をいつも持ち運んで海外小説を読み漁り、家では暇さえあれば海外ドラマを観る生活を続けました。
最初は「勉強」としてやっていましたが、やってみると楽しくて、いつしか「趣味」としてやるように。
英語の参考書はつまらないですが、海外小説やドラマはめちゃくちゃ面白いです。
遊んでるだけで英語力が伸びて、自然とTOEICの点数も伸びて、上司に

がんばったね!
と言われるまでになりました。
僕はまだまだ英語ペラペラではないですが、仕事で英語を使うこともあるし、駅で困っている外国人に声をかけることもできます。
SNSでは僕より圧倒的に英語ができる人たちが勉強法を紹介されていますが、
暗記がぜったい無理な人にはこの記事の勉強法が最適解だと自信を持って言えます。

英語は楽しく勉強できるので、ぜひこの記事の勉強法を試してみてください!

